九州の食品製造現場の最新情報がマリンメッセ福岡に集結! 食品産業創造展で新たな食の未来をつくっていく

まりさん! 今度、三邦コーポレーションで展示会に参加するんだけど、イベント取材お願いできる?? 試食とかもあって楽しめるイベントだよ〜。

へぇ〜! 楽しそうですね、行ってみたいですっ。(もしかして社長…、私が”試食”で釣られるオンナだと思ってらっしゃるのかしら、笑。わたしは”楽しそう”に釣られるオンナですw)

ということで、2022年11月16日(水)〜18日(金)まで、マリンメッセ福岡で開催された「西日本食品産業創造展’22」へ行ってきました。

西日本食品産業創造展’22とは、新たな食ビジネスの拡大、再構築に向けて「食の未来を考える〜つながりを ひろがりへ〜」をテーマに開催された展示会です。これからの新たな食の未来に出会い、つくり、発信することで食品産業の発展のため日刊工業新聞社さまが主催されています。

次回の「西日本食品産業創造展’23」は2023年5月24日(水)〜26日(金)、西日本総合展示場新館(北九州)で開催!!

申し遅れました! はじめまして! みくにん新聞WEB版の編集長になりました、友永真麗と申します。このメディアを作っていくために、12月から三邦コーポレーションにジョインしました。どうぞ宜しくお願いします!

初めての「西日本食品産業創造展」にワクワク

さてさて。やってきました西日本食品産業創造展’22。

マリンメッセ福岡! 屋根のデザインが特徴的で博多湾の波と空を飛ぶカモメをイメージしたデザインになっています(まったく、ソレがわからないお写真でごめんなさい^^;)

中に入ってみると……

たくさんの出店者が一目でわかる案内図が。ざっと見ても、三邦コーポレーションとトラクタの株式会社クボタさんぐらいしか分からない、笑。

まぁいいやぁと、進んで行くと……

すんごいスライサーの機械。

すんごい野菜が洗える機械。

すんごい混ぜる機械。

すんごい解凍する機械。他にも見たことのない機械がたくさんありました。Oh! なかなか面白いじゃないですか、西日本食品産業創造展。そうしてさまよっているなかで、三邦コーポレーションのブースを発見!

卓史専務が接客中です。お客さまのなかには事前予約をされた方もいらっしゃいました。コパックンがどういうお手伝いができるのかを一通りご説明した後、お客さまが持参した自社のお菓子を実際に個包装してみます!

(いつも冷静沈着な卓史専務、無事に個包装できるか少し緊張気味、笑)

個包装されたお菓子の状態を実際にみながら

お客さま「もうちょっと、中の空気を抜けないかしら?」

卓史専務「オプションの装置をつければ可能ですよ」

などなど、その場で個別相談をされています。私がお菓子屋さんだったら、これはありがたい! 三邦コーポレーションでは随時、会社に自社製品を郵送していただくと、無料テスト包装しているのですが、この展覧会期間中にお願いするとイベントも楽しめて最高じゃないですか!

卓史専務に展示会の様子を聞こうと思ったのですが、忙しそうなので、三邦のブースをまず見てみることに。

あら? パネルを真剣にみている男性が。よーーくみるとどこかでみたことがあるような……

カリウさん?!  コパックンのサイトや今回の展示パネルも制作していただいた、ワードメーカー株式会社の狩生孝之さんじゃないですか。

(これ、ヤラセではなく本当に偶然いらっしゃったんです。パネルを見ながら、我ながら見やすくイイ出来だなぁ〜、と心でつぶやいてるんだと思います、笑)

そのパネルがこれ。確かにわかりやすい、さすがです!

これなんて、ずっと会社に飾っておきたい。

せっかくなので、狩生さんと一緒に会場を見て回ることに。

めっちゃ人がいっぱいいます。

おすしのシャリをつくる機械。

ヘッドホンやイヤホンなどオーディオ周辺機器メーカーとして知られる、オーディオテクニカさんがつくった機械 「寿司ロボット」。スーパーなどでも実際に使われているそう。

ありましたよ、史雄社長が私を釣ろうとした試食が、笑

大豆ミートとはよく聞きますけど、これはえんどう豆に含まれるたん白質を分離・精製した植物性たん白を「えんどう豆のお肉」と言われてるようです。かなりヘルシーですね。

やっぱり試食は人気で、まだまだブースはあったのですが、人がたくさんいたので、写真撮影は控えました。

こちら、ドレッシングの容器などに巻く環境にやさしいシュリンク包装機を取り扱っている会社のブースです。いいですねぇ〜。ブルーで統一してウィッグまでかぶるという徹底ぶり! Tシャツもおそろいでかわいい。すごく目立っていましたし、お客さまも気軽に入れて賑わっていました。

「2022全九州洋菓子技術コンテスト福岡大会」の作品展示もありました! 福岡はやっぱりチョコレートショップ強い。

芸術です! この側面のカーブなんて美しすぎる……

こちら、アメ細工が全体に占める割合が50%以上で構成されているそう。

お菓子の作品ブースは学生さんらしき人たちで賑わっていました。将来、パティシエを目指しているのかなぁ〜とか、勝手に思いながら若者に混ざって写真をパシャリ。

和菓子部門もあります。和菓子でつくった野菜。いったいどうやってつくるの! とビックリしながら進み……

株式会社クボタさんの「ライスロボ」。トラクタ以外にこういう製品もつくってるんですね。業務用炊飯器のようです。

先ほどは握りずしでしたが、今度はのり巻きです。職人さんも泣けてきそうです……

こちら、なんと、畳一畳で野菜づくりができるそう!

段ボールに印字する機械もありました。

お肉や野菜のみじん切りやスライス、おろしまでできちゃう機械も。(機械の周りは人がいたので撮影控えました(汗))

体験型のブースも。個人的には参加したかったのですが、時間がなく断念です。

その他、食品製造機械のパイオニア、レオン自動機さんの機械を使って作られたおいしいメープル入りの焼き菓子の試食・販売もあって、これがめちゃくちゃ美味しかったんですよ。(お土産に買ったのに写真撮り忘れ、泣)

ぐるーっと1周回って三邦コーポレーションのブースに帰ってきたのですが、お客さまはなかなかとぎれません。

お話聞くのは諦めて、三邦コーポレーションのブース紹介しましょうか、笑

まず、今回の主役、お菓子の個包装をしてくれるコパックン

コパックンのパンフレットの後ろにいるのが「エアー緩衝材製造機」スーパーエアー

続いて、サイズ違いのシーラー機3兄妹。

大きなものや作業効率がバツグンによくなる、足踏みシーラー機。

ブースにお立ち寄りいただいた方にはコパックンで個包装したクッキーをプレゼントさせていただきました。 こんな印刷もできるの、私も初めて知りました!

食品産業の発展は、消費者の幸せにつながる

こんな展示会があっていることを初めて知ったのだけれども、「食」=「食べ物」という発想があまりにも単純すぎて恥ずかしい。「食」にまつわるさまざまな企業が、持続可能な社会へ向けて、大小問わず課題に向き合い、今の時代の最大限のテクノロジーを持って、最終的に消費者の口へおいしく安全な食べ物を届ける。これは、人々に「おいしいものを食べたときの幸福感をより引き出す」ための素敵なイベントだ……と思いながら帰路についたのでした。

次回の「西日本食品産業創造展’23」は2023年5月24日(水)〜26日(金)、西日本総合展示場新館(北九州)で開催されます。気になる方は、ぜひ遊びにきてくださいね!

史雄社長に展示会の感想を聞いてみよう

社長、今回の展示会、三邦のブースにはお客さんがひっきりなしに来られていましたね!

いやぁ〜、楽しかったねぇ〜。驚いたことにアンケートが50枚も集まったのよ。しかもどれも内容が濃くて、コパックンの可能性を感じることができたことは大きな収穫かな。僕たちのブースはスペースが小さかったけど、来場者一人ひとりと向き合えて盛り上がってたよ。

来場者のなかで、印象に残ってるお客さまはいらっしゃいますか?

うーん、どの方も熱心にご覧いただけたので印象に残ってるんだけど、強いていうのであれば、初日に一番最初に来られたお客さん。静岡県浜松市からコパックン目的でなんと! 日帰りで来ていただきました。

個包装希望の商品は、テトラポット型の紅茶のティーバッグ。

そのままコパックンに通すと、三角形の尖った部分が、挟み込む可能性があるので、それをどうしようかとその場で相談しながらお話できたことはよかったね。

結局、コパックンの改良が必要だということになったんだけど、ここまで深く相談にのることができたのは、その日、ちょうど私たちのビジネスパートナーで久留米にある町工場、(有)フラターテックの池上さん(池上さんのご紹介はいつかブログでも書きたいと思います!)が助っ人として手伝いに来てくれていたおかげ。その場で問題解決でき、具体化する可能性を感じる瞬間に立ち会えたこともよかったです。

スタッフも皆さん楽しそうでしたよね。

そうそう! リアルでお客さんの反応を感じながら直接お話しできたのは面白かったと思いますよ。今回の展示会ではスタッフも自主的に動いてくれたし、展示会のリーダーをしてくれたなるみさんは本当に丁寧に一生懸命準備してくれました。ありがとう!

なるみさんおつかれさま!

三邦のブースは雰囲気良かったですもんね。

あっ! まりさんもそう思う?! 実はね、最終日のお客さんが引いてきた頃、隣のブースの女性スタッフに声をかけてみたんです。

史雄社長:お疲れさまでした!

隣のブースの女性スタッフ:お疲れ様でした! 三邦さんすごいですね。ずっとお客さんが来ていて。うちなんか全然でしたよ(泣)

史雄社長:アハハハハ(確かに、あまりお客さん来られてなかったなぁ…)

隣のブースの女性スタッフ:三邦さんのブースって小さいけど雰囲気良かったですよね! なにか秘訣があるんですか?

って聞かれたんです。すごく嬉しかったですね。

それで?! それで?! なんて答えたんですか? 秘訣!

うちの会社の雰囲気がいい秘訣はね・・・

「おやつタイムがあることです」とお答えしました。

あぁ〜、あのいつも美味しそうなおやつを食べている15時の休憩ですね!

ある日のおやつ

そうです、あの時間が私たちのコミュニケーションの基礎になっていて、とても大事な時間だと思っています。

私たちはコパックンやエアー緩衝材製造機を販売することで、仕事がはかどり、働く皆さんに「おやつタイム」がとれる会社を増やしていきたいと本気で思っています。

ブースにお立ち寄りくださった皆さま! ありがとうございました!!

なるみさん! はじめての展覧会はいかがでしたか?

思っていたより(?)盛況で意外とコロナの影響ないなって。結構ブースにも立ち寄ってもらって、パンフレットを受け取ってもらえました!

コパックンで個包装したクッキーもお渡ししていたので、クッキー屋さんみたいでしたよ(笑)。

混み合うこともなく、満足する接客ができました。興味があるお客さまがブースにきてくださるので、説明を詳しく真剣に聞いてくださる方が多かったですね。個包装の需要を肌で感じることができて嬉しいです。他のブースも興味あるのものばかりで、市場調査できたのもよかったです!

投稿者プロフィール

Mari Tomonaga
Mari Tomonaga
フリーランスのライター。糸島在住。糸島って人気があるから住んでみたかったミーハーゴコロで転居。大胆な小心者。好きな飲み物、ビールと炭酸水。